スノーモンキー
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朝活読書 vol.118 2011年1月10日配信
『スノーモンキー』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #118
「かえない?」
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◆〈2〉今日の一冊
『スノーモンキー』
岩合光昭 著
新潮社
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著者 岩合光昭さんは1950年うまれの
動物写真家です。
ニホンザルの写真集です。
1970年にアメリカの写真雑誌
「ライフ」にニホンザルの写真が
掲載されました。
長野県地獄谷の
ニホンザルの群れです。
雪の中気持ちよさそうに
温泉でくつろいでいる様子が
「スノーモンキー」と呼ばれ
評判になりました。
その「スノーモンキー」達の
生活がこの一冊に収められています。
英語と日本語で掲載されています。
ニホンザルが人里に下りてきて
畑を荒らしたり人を襲ったり
というニュースが多くなりました。
ニホンザルの抱える問題は
日本の山が抱える問題だと
著者は語っています。
日本でも認識が高まっている
ホエールウオッチングと
対比した記載が有りました。
ニホンザルが天然記念物として
山々で暮らしている様子を
クジラを見るように観光に
できないだろうかと著者は
提案しています。
ニホンザルは美しい山々なくしては
楽しく生きられません。
海外のネイチャーラバー
(自然愛好家)はニホンザルに
非常に興味を持っているそうです。
海外留学や出張に行く方には
特にお勧めします。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
いろいろな猿の顔を見ていると
それぞれの顔の違いが分かる
ようになってきます。
真正面から写した写真もあるので
定規を当ててよく見てみました。
人間に比べて左右差が少ないのです。
深く検証することはできませんが
運動量と柔軟性なのではないかと
考えました。
肩こりや腰痛など姿勢の悪さから
来る疾患は体の硬さとセットです。
動物園の猿のストレス、肥満など
の問題を抱えていて骨格の左右差が
顔に表れてくることだと思います。
顔の左右差は骨格の左右差と
いっても良いと思います。
柔軟性、運動量、粗食が顔の
左右差を少なくする良薬では
ないでしょうか。
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