不思議図書館
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あなたもできる!朝活読書
vol.160 2011年2月21日配信
『不思議図書館』
http://ameblo.jp/yu-o-mo/
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #160
「へん?」
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◆〈2〉今日の一冊
『不思議図書館』
寺山 修司 著
角川文庫
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著者 寺山修司さん(1936~1983)は
演劇実験室「天井桟敷」の設立者です。
この「不思議図書館」の館長でもあります。
独自の読書哲学によって集められた
不思議な本の数々を紹介した一冊です。
ロボットの百科事典、吸血鬼、だまし絵、
少女雑誌、奇書、珍書のコレクションが
22のジャンルに分けられおさめられています。
白黒ながら画像資料も豊富に
掲載されています。
エドガー・アラン・ポオの肖像
世界の犬の吠え方11種類
龍の4段階の成長と鱗の数の秘密など
好奇心旺盛な方にお勧めです。
解説は「日本語は天才である」の
柳瀬尚紀さんです。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
「日本文化」とか「作法」「凛とした」
という言葉になにか変な居心地の悪さ
を持つことが有ります。
なんでなのか分かりませんでしたが
この本を読んで理由がわかりました。
「食べ方を読む書物」という章に
「ヨーロッパの祝祭典」の著者
マドレーヌ・ペルナー・コズマンの
言葉が引用されていました。
「何を食べたかという事が、その人間の
<ひととなり>を知る上での重要な鍵となる。」
何を、どのように、どれ位、いつ食べたか、
ということを知る事が、文明を知る事だと
いう内容が紹介されていました。
朝はトースト、ケーキ、フォークとナイフで
ディナー、、、これみたいです。
私もいつも食べてますけど
「米」が全くないのに
「日本文化」語られていると
違和感が有るみたいです。
自分の中では現在の日本文化とは
「米を食べること」
だと思っているようです。
食いしん坊ですね。
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寺山修司さんは「あしたのジョー」の主題歌を作詞しています。
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不思議図書館 (角川文庫)/寺山 修司
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