戦後値段史年表
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あなたもできる!朝活読書。
vol.184 2011年3月17日配信
『戦後値段史年表』
http://ameblo.jp/yu-o-mo/
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
▼〈1〉今日の一言 #184
「あなたにとって復興とは?」
▼〈2〉今日の一冊
『戦後値段史年表』
週刊朝日編
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昨年11月18日号「値段史年表」の
戦後に新しいデータを付け加えた文庫本です。
アイスクリーム、ガソリン、蕎麦、米、
絵の具、鉛筆などの値段の推移が
掲載されています。
特に文章もなく年号と値段だけの本です。
ゴルフボールやコロッケを見ても
ハッキリ言ってピンときません。
現在でもお店によって値段が違います。
変動の基準になりそうな例を二つ
取り上げると下記のような推移です。
総理大臣の給料
1946年(昭和21年) 3,000円
1948年(昭和23年)25,000円
1989年(平成元年)1892千円
1995年(平成7年)2234千円
(月給)
銀行の初任給
1945年(昭和20年) 80円
1948年(昭和23年)500円
1989年(平成元年)155千円
1994年(平成6年)131千円
戦後急激にインフレが進んでいるのが
分かります。
金
1945年(昭和20年)4円80銭
1948年(昭和23年)326円
この後昭和26年には585円という
100倍以上の相場になっています。
どの時代と似ているのか
ちょっと見ておくのもいいと思います。
ぜひ読んでください。
▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
戦争の後のインフレはすごいですね。
こんなスピードで値段が上がっていったら
買占めパニックになるかもしれません。
給料が上がらずに物価だけ上がったら
恐ろしいですね。
ちなみに関東大震災を挟んだ値段の
推移を幾つか見てみました。
ガソリン
大正10年39銭から下がり始め
昭和6年に10銭戦前に17銭
戦後急に1円20銭になります。
総理大臣の給料
明治43年 年俸12000円
大正9年 月給1000円
昭和6年 月給800円
昭和21年 月給3千円
東京大学の授業料
大正9年 50円
大正11年 75円
大正14年 100円
昭和20年 150円
昭和21年 360円
その他の食料品も値段には
影響が無かったようです。
極端なのはダイヤモンドです。
大正9年1000円
昭和6年 400円
昭和11年1000円
昭和52年450万円
1万倍とは驚きですね。
▼おまけ
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