乱れているか?テレビの言葉
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あなたもできる!朝活読書。
vol.218 2011年4月20日配信
『乱れているのか?テレビの言葉』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #218
「あなたにとって間違いとは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『乱れているのか?テレビの言葉』
橋本五郎 監修
読売新聞日本語取材班 編
中公新書ラクレ
http://t.co/fDZz9D2
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監修 橋本五郎さんは1946年生まれ。
読売新聞社に入社後、社会部、政治部次長、
論説委員などを歴任し編集委員として
活躍しています。(発刊当時)
若者やテレビの言葉が乱れていると
言う声をよく聞きます。
アナウンサーの言葉の誤用や入試問題や
教育の現場での悪戦苦闘や変容を検証し
まとめた一冊です。
テレビと教育の力によって標準語は
日本全国に普及しました。
その日本語が乱れてしまうとどうなるのか
という危機感から出発しまとめられた一冊です。
●この本を一言でいうと
「アメリカザリガニ」です。
●おすすめのポイント
具体的な実例が豊富です。
個人の気付きをまとめたものではなく
報道の現場で視聴者からの意見、苦情と
いう明確なデータに基づいて調査が
されています。
読者が感情論ではない判断をするための
ヒントが満載です。
発音の面にも触れています。
「ハンカチ」「債権」「資産」「支援」
「予算」なども「日本語アクセント辞典」で
版が変わるごとに二転三転する単語だそうです。
ファインプレーや素晴らしい芸術に
ふれたときに聞く「鳥肌が立つ」は
「身の毛がよだつ」と同じ意味です。
「正しい日本語」を提唱している方も
ご自身の知識の裏付けとして
手元においてみてはいかがでしょうか。
●生活への活かし方
「言葉を粗末にする国の文化水準は下がる。」
という言葉が目に留まりました。
標準語は新しく大成されたもので
この恩恵で生活ができています。
私たちは「方言」を粗末にしていないでしょうか。
「方言」も言葉です。
粗末にすれば文化水準は下がります。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
断捨離をするまで小学校から高校までの
テストや教科書がしまってありました。
国語の答案に赤字で「がんばったネ!!」という
言葉が30年前から使われています。
「十個」を「じっこ」と
振り仮名を振らずに
「じゅっこ」と書いて×のついている
答案もありました。
方言を公の場でつかわないという
思考の均一化は文化衰退の
第一歩ではないかと思っています。
東京でしか暮らしたことのない私自身は
もっと方言や地方色を大切にしてほしいですね。
「豊かな日本」というのは多様性も
含まれるのではないでしょうか
「あなたにとって間違いとは?」
―――――――
断捨離
http://ameblo.jp/yu-o-mo/entry-10750295336.html
日本は縮図です。
http://ameblo.jp/yu-o-mo/entry-10848339620.html
ブログタイトル替えました。
http://ameblo.jp/ameblo-mentor/
一つの視点として
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10845836492.html
話法と文法は別物?
http://ameblo.jp/yu-o-mo/entry-10840038732.html
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古典の壁をなくしたい方におすすめです。
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10836773647.html
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▼おまけ
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