【萌える日本刀大全】

萌える日本刀大全/著者不明
¥2,000
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毎日1分!朝活読書。

vol.281  2011年6月22日配信

『萌える日本刀大全』

萌刀製作委員会 編

コアマガジン


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「すでに高い名声を得ていた
宗近だったが、一条天皇の勅命
となれば今まで以上にレベルの
高い刀が求められる。成功すれば
最高の栄誉を手にするが、
もし失敗してしまえば名刀工としての
地位は失墜してしまう。」

本文より

▼「目的はどこに?」

萌え系のイラストで日本刀を解説した
本ですが日本刀のデータ面もわかりやすく
まとめられています。
刀身自体の写真もカラーで
豊富に掲載されています。

徳川家康、豊臣秀吉、楠正成、その他
など所有者も有名人ばかりです。

所有していた刀の伝説も人物と
あわせて興味をもつと歴史の世界が
広がってきます。

ぜひ読んでください。
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▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

今日もありがとうございます。
森澤勇司です。

今週は国立能楽堂で学生鑑賞能が催されています。
月曜日から金曜日まで午前午後の二回公演で
全10回の公演です。能楽では珍しい連続公演です。

演目は狂言「蝸牛」能「小鍛冶」です。
月、火そして明日木曜日の午前の部に出演します。

このお話の中で作られる刀「子狐丸」は
消失して行方不明だそうです。

さてこの小鍛冶24回勤めています。
明日で27回目になるのですが毎回思うことは
「狐とはなんだったのか」ということです。

相槌を打つ人がいないという意味は
名工と言われた人に使用人が全くいなかったのか、
同等の技量を持つ人がいなかったのかと
どちらでも解釈ができます。もしかしたら
精神的な手助けだけで実は一人で作り上げる
方法を見つけたのではないかとも考えられます。

「名刀伝」にも記載がありましたが、
このお話に出てくる稲荷明神の狐は
一応、宗近に弟子入りするんですね。

刀は作ったことは事実で、狐はフィクション
でしょう。名誉、政治、生活などの問題の
もやもやの中から「刀を作りたい」という
気持ちが100%を超えたときに現れる何か
なんでしょうね。それは方法なのか人なのか
それを総称して狐というのかもしれませんね。

狐が出てこないということは目的になにか
不純物が混じっているのかもしれません。

「目的はどこに向かっているのでしょうか?」

【毎日1分!朝活読書。】

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この記事を書いた人

森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される