金岡と夫婦円満

本日は朝のトレーニングにいきました。

まっすぐな線路の先から朝日が登ってきます。

鐘の音がしてきたので近くのお寺にて

しばし鐘の音を聞いていました。

 

 

さてそんな本日は舞台は狂言「金岡」に出演します。

 

 

金岡は画家の名前です。

金岡という画家は平安時代に
かなり人気があったそうですが作品は
残っていない風評だけが残る画家です。

 

若い女に恋した金岡は
町中を再会したい思いで
歌いながら徘徊します。

 

そこに奥さんが登場、
あなたは絵が上手いんだから
私の顔を美人にしてみたら、、

 

という提案で奥さんの顔に
絵の具で色を付け始めます。

 

現代で言えばメイクですね!
実際に舞台で絵の具を使います。

 

そして、やっぱりダメ〜〜

 

そいうことで奥さんに
怒られて終わるという物語です。

 

世の中の夫婦の中には

はじめは優しかったのに、、、、

とか

 

はじめは可愛かったのに、、、、

 

とか

 

はじめは良かったのに

相手が変わってしまった、、、

 

そんな話を聞くことがあります。

これってホントなのでしょうか??

なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略 (幻冬舎新書)

男性更年期外来を開設した石蔵文信さんのご著書
「なぜ妻は、夫のやることなすこと気にくわないのか」

によると、、

 

世の中の多くの夫婦問題
妻が変わった、、夫が変わった、、
というのは無いそうです。

 

お互い初めから変わっていない、
勘違いで都合のいいように解釈して
結ばれるとか、、

 

つまりは

相手は変わっていないのに

出会った当時は

可愛く見えた

かっこよく見えた

 

など、

勝手に良いように解釈して結ばれるそうです。

「はじめは良かったのに」

こんな言葉をよく使う方は、、、

相手よりも

新しい出会いを美化してしまう傾向がありますね。

 

とは言っても

一生誤解したままならばそれもよし

 

本日は勘違いで結ばれた夫婦が
勘違いしたままでいられるように
祈念して舞台を勤めます。

 

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この記事を書いた人

森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される