正論なのに説得力のない人ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人
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朝活読書 vol.119 2011年1月11日配信
『正論なのに説得力のない人ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人』
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◆《1》今日の一言
◆《2》今日の一冊
◆《3》編集後記
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◆〈1〉今日の一言 #119
「守知攻学?」
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◆〈2〉今日の一冊
『正論なのに説得力のない人ムチャクチャでも絶対に議論に勝つ人』
正々堂々の詭弁術
小野田博一 著
日本実業出版社
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著者 小野寺博一さんは東京大学出身です。
チェスの日本チャンピオンという経歴も
持っています。
詭弁とは相手を欺くことではなく
論理的ではないことだと著者は
定義しています。
骨が折れた人に
「死ななくてよかったね」
というような事も詭弁の例として
取り上げらています。
「正しいことを学んだ人間は
正しい人間になる」
これも詭弁です。
ならない人もいるのです。
正論を語った書籍の多い中で
詭弁の用例を解説した一冊です。
「上手な議論のための詭弁トレーニング」
という章もあり
「きみにしかできない」
「私の立場だったら同じことをしたのでは」
などといった詭弁に対する受け答えや
対策など豊富な用例が掲載されています。
「論理的に○○」という表題の
ついた本よりも即戦力の知識として
実生活の中で活用できると思います。
ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記
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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
母「今日はちゃんと勉強した」
という質問に対する答えと
その問題点が説明されていました。
「勉強して成績が悪いのと、
勉強しなくても成績がいいのとでは、
どっちがいい?」
「うるさいなあ」
「しなくちゃいけないの」
「またその話?それしかいうことないの?」
「お母さんは?」
「お兄ちゃんもやってないよ」
これを会社に当てはめたらどうかと
思ってしてみました。
部長「今日はちゃんと仕事した?」
社員「仕事して成績悪いのと、
しごとしなくても成績がいいのとでは、
どっちがいい?」
「うるさいなあ」
「またその話?それしかいうことないの」
「部長は?」
「課長もやってないよ」
日本の会社ではありえないですね。
「はい、○○と○○で結果は○○です。」
なんていうところが無難な返事で
はないでしょうか。
家族の会話って意外にラテン系ですね。
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