なぜか書けない やさしい漢字
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あなたもできる!朝活読書。
vol.210 2011年4月12日配信
『なぜか書けない やさしい漢字』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #210
「あなたにとって漢字とは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『なぜか書けない やさしい漢字』
水野 靖夫 著
アルク
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著者 水野靖夫さんは1943年生まれ。
元銀行マンの漢字研究家です。
●この本を一言でいうと
「マップガイド」です。
●おすすめのポイント
1ページの表側を看板など実例の画像、
その裏面をその解説にあてています。
誰もが読める漢字85文字が選ばれ解説されています。
実例が看板やポスターというのも面白いです。
私の知っているお店の写真もありました。
「柳」「初」「専」「博」「益」など
実際の用例をもとに解説されているので
机上論にならず、通勤時間も楽しめる
のではないでしょうか。
くれぐれも楽しみすぎて遅刻しないように
気を付けて下さい。
●生活への活かし方
「佛」が「仏」になっているのに
「沸」は「サンズイ」に「ム」とは書けない。
「同志」「同士」
「小」「少」
「意志」「意思」など
写真で見てから解説を見ると
公の看板や横断幕にも多くの間違えが
有るのがわかります。
「手書きだからこそ間違える、この字体」という章は
ローマ字思考になりがちな私たちの
視点を変えさせてくれると思います。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10845836492.html
「正しい日本語は無い」という記事を書きました。
少々誤解されやすいようなので
伝わりやすいように1記事1テーマでまとめています。
その点、漢字は判断しやすいですね。
正誤がハッキリしています。
「二重言語国家・日本」
http://ameblo.jp/yu-o-mo/day-20110324.html
石川九楊さんは漢字の一画一画はスペリングだと
語っていました。
この考え方は新鮮でした。
漢字の間違いについてこんな文が思い浮かびました。
―――――――
紙に蚊が泊っていた。
立ち去った後、
紙が痒そうだった。
鉛筆で「蚊行」と掻いた。
――――――――
学校だったら国語の先生に添削されてしまいそうですね。
日本語の乱れの見本になるかもしれません。
「ひらがなでよめばわかる日本語のふしぎ」
http://ameblo.jp/yu-o-mo/entry-10778738899.html
これも面白い本でした。
「あなたにとって漢字とはなんですか?」
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日本の文化を知るためのおすすめ情報や
古典の壁をなくしたい方におすすめです。
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10836773647.html
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▼おまけ
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