日記力
- 日記力―『日記』を書く生活のすすめ (講談社プラスアルファ新書)/阿久 悠
- ¥819
- Amazon.co.jp
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あなたもできる!朝活読書。
vol.230 2011年5月2日配信
『日記力』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #230
「あなたにとって日記とは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『日記力』
日記力―『日記』を書く生活のすすめ
阿久 悠 著
講談社プラスアルファ新書
アマゾン
http://t.co/apGnqWC
楽天
http://books.rakuten.co.jp/rb/1568618/
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著者 阿久悠さん(1937~2007)は
日本を代表する作詞家です。
昨日と今日の微妙な変化を日々
意識することはあるでしょうか。
日記はこうした微妙な誤差を知るための
メディアだと阿久悠さんは語ります。
続ければ日常生活が変わるという
日記力。ブログを更新している方は
すぐに使うことが出来ると思います。
●この本を一言でいうと
「きまり」です。
●おすすめのポイント
終戦後、「ストライク」を「よし一本」
と言い換えていた田舎の子どもが終戦2ヵ月で
「ギブミー」といってしまう。
そうした仲間の変わり身の早さに腹を立てながら
育った少年時代。
結核、癌と数々の生涯の中でヒット曲を生み出した
巨人の創作法が公開されています。
独自の日記憲法五カ条、のような決まりをつくると
毎日ブログを更新するのが楽になってくると思います。
「日本人が日本人で有ることをどこか拒否している。」
東京都庁、六本木ヒルズや汐留は墓標にしか見えない
醜い美意識の欠如したパッチワークだという批判を通して
日本人の美意識についても言及しています。
日記と言っても「今日何が有りました。」
という事だけではなくその日に感じたことや
ニュースの解釈、切抜きなどまさに
個人のメディアといえる日記の方法は
さすがに一流の創作家ならではです。
独自に決まりをつくりそれを遂行してゆく
創作に対する厳しい姿勢は
強い刺激になると思います。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
自分の日記は小学校2年生のものが一番古いようです。
おもちゃを買ってもらったことなど書いてあります。
20歳からは能楽界に入った前後のものを除いて
すべて処分してしまいました。
いまは2001年からの日記と言うより日誌が有ります。
何が有ったか覚えていても「何月何日」「どこで」
と言うのははっきりしないことが
多いので記録し始めました。
昨年からはエクセルをやめて
ノートに記録しています。
一種の落書き帳ですね。
検索はしにくくなりましたが、
たまにパラパラ見ていると
記憶の再生が早くなります。
聞いた音楽は名前がわかれば記録できるのですが
大抵これができません。
食べたものを書いておくと
その日の記憶がかなりはっきりしてきます。
日記の目的は人それぞれですね。
「あなたにとって日記とは?」
←空メールで登録できます。
阿久悠さんのサイト
http://www.aqqq.co.jp/
古典の壁をなくしたい方におすすめです。
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10836773647.html
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facebookファンページ作りました。
▼おまけ
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