かもめのジョナサン
- かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)/リチャード・バック
- ¥500
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あなたもできる!朝活読書。
vol.247 2011年5月19日配信
『かもめのジョナサン』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #247
「あなたにとって閾値とは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『かもめのジョナサン』
リチャード・バック 著
新潮文庫
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著者 リチャード・バックさんは
1936年イリノイ州生まれ飛行機に関する
ルポタージュを書いていましたが
1970年に「かもめのジョナサン」を
発表しベストセラー作家になりました。
題名は良く知っている方も
多いと思うのですが
改めて読んでみると多くのメッセージが
詰まった不思議な寓話です。
かもめのジョナサンは有るときから
食べものを得るために当然のように
飛んでいる仲間の中で、ジョナサンは
飛ぶこと自体を追求し始めます。
スピード、高さ、技術など来る日も来る日も
練習に明け暮れ遂にかもめの限界を越えた
スピードを手に入れます。
旅の末に出会った長老チャンの語る
完全なスピードとは、、、
●この本を一言でいうと
「レミニセンス現象」です。
●おすすめのポイント
無人島に持っていくならこういう本が
良いのではないかと思う一冊です。
ひたすら飛ぶことを追及してゆき
限界を超えると一人ぼっちになってしまう
ジョナサンですが、同じレベル志をもった
仲間が現れます。
しかしさらに追及しあるレベルを超えたときに、
その仲間はどういう行動をとるのか、
どのあたりで安心したいのか
自分に置き換えてみると
ハッキリ見えてくるものが有ります。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
能「隅田川」にシテが渡し船に乗せてくれと
たのむところで、かもめを千鳥、都鳥など
色々な呼び方で謡う場面が有ります。
ジョナサンのかもめの写真を見ていると
カモメと言う感じだったり千鳥と言う感じだったり
同じ鳥を見ても表現したくなる言葉は
変わるものだと実感しました。
指さして「この形」とは言えませんが私が
まさに千鳥と思っている形は
速めのスピードで飛んでいるカモメのようです。
みなさんはいかがですか?
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▼おまけ
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