【毒書案内】石井洋二郎 著

毒書案内―人生を狂わせる読んではいけない本/石井 洋二郎
¥1,470
Amazon.co.jp

□□□□□□□□□□□□□□□□□ 
毎日1分!朝活読書。

vol.270  2011年6月11日配信

『毒書案内』

石井 洋二郎 著

飛鳥新社


□□□□□□□□□□□□□□□□□

▼「何冊読んでしまいましたか?」

「もちろん、以上の忠告にもかかわらず、あなたが
どうしてもここに挙げた書物をお読みになりたいと
おっしゃるなら、無理にとめるつもりはありませんが、
その場合はあくまでも自己責任でお願いします。」

文学博士:石井洋二郎
(1951~)

▼著者石井洋二郎さんは「星の王子様」の翻訳者です。
読んでしまうと人生がくるってしまうという
35冊の本を選びだしテーマごとに5冊ずつに分けて
いけない理由が語られた一冊です。

いけないと言われると読みたくなる35冊
すでに読んでしまった方も、この本の
視点で読みなおすと確かに人生が変わるかもしれません。
それが良いかどうかは、やっぱりわかりませんよね。

「人間失格」「若きウェルテルの悩み」「二十歳のエチュード」
「孤独な散歩者の夢想」「ヴェニスに死す」

「不思議の国のアリス」「砂の女」「審判」「死霊」「ドグラ・マグラ」

「地獄の季節」「マルテの日記」「無知の涙」「地下室の手記」
「ツァラトゥストラ」

「北の棘」「金閣寺」「わが闘争」「野火」「夜の果てへの旅」
「われらの時代」「北回帰線」「裸のランチ」「サンクチュアリ」
「千の愉楽」

「鍵・瘋癲老人日記」「眠れる美女」「萌え」「幼児狩り」「芋虫」

_____
▼編集後記

今日もありがとうございます。
森澤勇司です。

10代、20代で読んだ本が大半ですが、なんとなく
題名から読んだような気がするという
本が多いのではないでしょうか。

10代の時に読んだ本はもう30年以上も
立っているので今読んだら全く違う
感想を持つかもしれません。

一度読んだ本を時間をおいて
読みなおす事って習慣にしてないと
あまりないですよね。

座右の書のようにいつも読んでいると
いつも同じところしか
読んでいなかったりするものです。

30年たってから読む本は
どんなふうに自分が変わったか知るのに
いい物差しになるかもしれません。

「何冊読んでしまいましたか?」

今号はいかがでしたか?
おもしろかった。役に立ったと思った方は
是非ワンクリックお願いいたします。

▼http://clap.mag2.com/slourougug

【毎日1分!朝活読書。】

http://nohgaku.com/

感想いただけると嬉しいです
The following two tabs change content below.
森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 2000番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される

最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓