【古代・中世の超技術38】
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毎日1分!朝活読書。
vol.308 2011年7月19日配信
『古代・中世の超技術38』
小峯 龍男 監修
講談社
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『本書に目を通してくださったみなさまに
「温故知新」という言葉を思い出していただけたならば、
筆者の幸いとするところです。』
本文より
▼「自作してみますか?」
アルキメデス、ヘロン、レオナルドダビンチなどが
発明したり仕組みを作ったと言われる
機械仕掛けを図解で解説した一冊です。
現在の技術で再現できるものだけに限定して
38種の技術を選んであります。
電気やモーターが無い時代に自動で開く扉や
噴水、運搬などに利用された技術が紹介されています。
中でも興味がわいたのは平面を作る技術です。
ピラミッドの基礎工事や、水路を作るための
橋など数々の平面を作る技術は
引っ越しなどの部屋の下見にも
応用できそうです。
また仕組みを理解するために
簡略化して牛乳パックやストローなど
入手がしやすいものを使う工作や実験の
方法も紹介されています。
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▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
いまなら理科の実験で簡単にできるように
見える物も多いのですが、実際には
かなり大規模な工事に使われている
技術が多いです。
水平面と言っても庭に犬小屋を作るレベルではなく
ピラミッドの土台ですから平面にする範囲も
広大です。
水を使うと言っても下は砂地で
蒸発もしていくのでしょうから
書いてある通りにしても簡単には
工事できなかったことは想像に難くありません。
窓枠の石の組み方は木工でも
同じ形状で組んでみると耐震対策として
よさそうです。
「自作してみますか?」
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